港產片108周年！香港電影はじめて物語②
こんにちは。
香港電影はじめて物語、パート2です。
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1921年 香港初の映画会社「民新製造影畫片有限公司」が創業
（上）当時の銀幕街の道路標識
黎北海、黎海山、黎民偉の黎氏兄弟が創業した香港初の映画会社。
1923年7月14日、「民新影片公司 Minxin Film Company」へ社名を変更。
（上）民新影片公司の企業ロゴ
1921年、黎氏3兄弟が銅鑼灣に香港初の映画スタジオ（露天式）を建設しました。
この場所は後に「銀幕街 Ngan Mok Street」と命名され、現在もその地名が残っています。
（上）現在の銀幕街の道路標識
1921年 香港初の完全中国人資本の映画館「新世界戲院」が開業
（上）右側の建物が「新世界戲院」。
1921年7月14日、約3ヶ月の工期を経て、黎氏兄弟が香港初の100%中国人資本の映画館
「新世界戲院 World Theatre」を上環に開業。
同映画館はロンドンSOHOにある劇場London Palladium（1910年オープン）の
設計デザインに似せて建築されました。
客席は900席、当時の香港では最大級の映画館でした。
ここでは毎日4回映画が上映されたそうです。
ちなみに、杮（こけら）落としはアメリカのロマンティック・ドラマ "Bonds of Love"（1919）。
（上）"Bonds of Love" 新聞広告
1924年の上半期に、米国に留学していた撮影師の彭年と陳植庭が
「大漢影片公司 China Pictures Company」を下環・利東街に創業しました。
香港で2番目に古い映画会社でもあります。
当時としては画期的な映画撮影機材を米国から購入し、
広州で《孫大元帥閱操授旗典禮》という短編の記録映画などを撮影しています。
しかし、大漢影片公司の主な業務は家族モノのドキュメンタリーの代行製作で、
1000香港ドルでフィルム1000尺（約303m）分の映画製作を委託していたとか。
黎民偉も1921年から1928年にかけて同様の記録映画を撮影しており、
1941年11月に香港で上映されています。
まだ続きます。笑
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